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   珈琲屋さんのカウンター席
   紅茶を頼んで
   パソコンを使った勉強をしていたら、
   私の左側、隣の席に
   母と娘、親子らしき二人が座る。

   娘さんはベーグルを食べてる間、
   携帯をぼちぼちと触っていて
   食べ終わってからも、
   ずっと携帯の画面を見ていて
   その間、お母さんは
   本当に遠くを見る目で
   娘さんの横顔を見たり、
   手元を見たりしていた

   30分くらい座ってはった間
   ひとことふたこと、
   お母さん、娘さんに言葉をかけたけど
   ひとことの返事のあと
   そこから会話は始まらなかった。

   別に喧嘩しているからとか
   どちらかの機嫌が悪いとか
   そんな理由は特になく
   そうやって、
   一緒にご飯を食べていても
   会話をしないのが
   普通の状態であるのかもしれないことが
   でも実際はそれが普通になっている状況を
   あたりまえじゃなく感じているんじゃないんだろうか、
   特にお母さんの方、とか

   普段は他の席の人が
   どんな様子でも、
   そんなに気になることってほとんどないのに
   となりに座る親子のことが
   なんでだかもうただ気になって
   ついつい意識が向いてしまった

   お母さんと外食してる時間
   携帯に意識を向け続けた彼女の
   彼女が今いる目の前の現実の意味
   その希薄さが、
   私の中で、衝撃的だったのかもしれない
   
   誰かといっしょにご飯を食べたり
   ほっとお茶を飲んだりして過ごす時間は
   良い悪い関係なく、
   意識やエネルギーを使うもので
   そいった時間が
   人を今とつなげる
   今と意識をつなぐ為の
   日常に組み込まれている
   大事な、営み、というのかな、

   誰かといっしょにご飯を食べたり
   お茶を飲むという行為は
   その人の意識を
   今にしっかり根付かせて
   今を感じるという感覚を
   内側から発動させる為に
   大切な役割をもっているのだと思う

   食べるって、
   栄養の摂取や趣味や娯楽だけじゃなく
   そういう意味でも、大事な行為だ

   何を食べるか、は健康にも心にも
   密接にかかわってくるものだけど
   どういう気持ちで食べているか、も
   同じくらい大切に思う
   
   娘さんがお母さんや食事より
   携帯電話に集中していたのも
   たくさんのもろもろが重なって今にあって
   それは別にそれで、
   私がどうこう思い巡らすことでない、けど

   そのときの、お母さんの目は
   真横に娘さんは座っているのに
   彼女は別の場所にいることを
   表情からではわからないところで
   はっきりと映しだしていた
   
   目は語るというけど
   語るその言葉は、
   切なかった。
   


   Spiritual Reading
   NIJINOWA

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